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Arthurs Academy Design Origins

Writer's picture: damienintl .damienintl .

ARTHUR’S ACADEMYのロゴのデザインを手がけたのは、世界的なデザインスクールIEDの創業ファミリーであり、ミラノで活躍するデザイナーであるMatteo Morelli氏です。Matteoは旧友であり、私たちの「グローバルな環境で活躍できるリーダーを育成する」というミッションに賛同し、全面的に協力してくれることになりました。イタリア人であるMatteoとロゴを構築するプロセスはまさにレッジョエミリア教育が理想とする「Co-Creation −共にアイデアを出し合って一緒に創っていく」の中でこのデザインが生まれました。 一般的に、ロゴのデザインはクライアントが企業ブランドに対する想いをデザイナーに共有し、それらの想いを汲み取った上で例えば3つのロゴを提示、その中からクライアントが選ぶようなスタイルで進むことが多いですが、Matteoは私たちとのディスカッションの中でデザインをその場で即興的に創り上げ、それを叩き台に考えを深めながら、デザインを共に織り上げていくというスタイルでした。 このプロセスで、私たちにある変化が起きました。このロゴデザインがただ一方的に与えられたのでなく、クリエイティブなプロセスに主体的に関わったことから、このロゴを誇りに思えるようになっただけでなく、これから始める事業に揺るぎない自信が生まれたのです。 教育も同じではないでしょうか。一方的に与えられ、選択肢が少ない中で動きが制限された中で、子どもたちは本来の力を発揮できるでしょうか? イタリアのレッジョエミリア滞在時に、数多くのスクールを訪問したのですが、子どもたちが自ら考えて動いて、本来持っている力を発揮できたら、こんなことまでできるのか!という驚嘆の連続でした。 レッジョエミリアにおける教育では、子どもたちを「学ぶ権利を有する小さな大人」と捉え、子どもたちにプロジェクトを任せます。教師は伴走者であり、子どもたちの考えを傾聴し、自分たちのアイデアも共有します。保護者や地域の住民の方々もそのプロセスを、ドキュメンテーション(学びの記録)を通じて見ることができるほか、必要に応じてプロジェクトに加わります。 レッジョエミリアのスクールは、誰もがオーナーシップ、リーダーシップを発揮する場であり、そうであることが自然なことなのです。 日本では、保護者の方々がスクールに入って教員と対等に話し、アイデアを共有することはなかなか難しい場合が多いのかもしれません。このような中、できる限り多くの方の率直な意見をお伺い


できる場を創る必要があると考え、私たちのスクールはカフェを併設するスタイルとなっています。 レッジョエミリアのスクールにあるPiazza(広場)のように、ぜひ気軽にお立ち寄りいただき、教育に関するアイデアや子育ての悩みを聞かせてください。私たちは伴走者としてお子様の教育、これからの教育を一緒に考えていきます。





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